1月半ば、九州のある自治体職員向けキャリアデザイン研修を担当しました。
対象者は今年度10年次職員52名、5年次58名です。
今回は、導入されたばかりのe-ラーニングで「キャリア開発」を受講した職員に向けて
実際に集合型の研修で3時間、学びを深めてもらう内容でした。
研修にあたって私もそのe-ラーニングのアカウントをいただき受講しました。
私が伝えているキャリアの内容も一部ありましたが、どちらかといえば仕事でのキャリアアップや昇進に向けた部分も多く、ワークはありましたが思考を深めるには少し弱いと感じました。
集合型の研修では、改めてキャリアの意味やキャリアデザインの意義をお伝えし、
e-ラーニングのワークを深めてもらうための時間や、グループで共有する時間を持ちました。
同じ年次の職員同士が語り合うことでの気づきも多くあります。
最後には、e-ラーニングでは漠然としたままだったことがクリアになり、キャリアを考えることができたと感想をいただきました。
e-ラーニングでは、働くひとすべてに共通した内容が多く今一つ自分ごととしてとらえることが難しい部分があります。
その組織の特徴や職員の状況を踏まえて理解を促す講義を行うことで、学びを深め思考を広げることができたのではないかと、人事研修課からも評価をいただきました。
こういうニーズは増えていくと感じます。
私自身も前向きに対応していきたいと考えています。