1）若手の離職を防ぎたい（IT系企業A社 人材戦略本部研修担当）
新入社員研修で「キャリアデザイン研修」を実施し、配属後3カ月で新入社員との「キャリアカウンセリング」を行いました。
事前に教育担当者からのコメントや気になっていることを調査し、それを踏まえて面談を実施。入社前と配属後のギャップは何か？現在の状況を確認することで、新入社員のホンネを聴きます。
研修で講義した講師が面談を行うため、新入社員との信頼関係を構築しやすいこと、社内で語れなかったことが素直に話せるなどの効果があり、本音を引き出すことができました。
面談報告書等により、教育担当者にもフィードバックを行うことができ、新人の離職を防ぐことができました。
2）女性の活躍を推進したい（物流業界B社 人事採用担当）
女性営業職採用が始まり、今後増やしていきたいという希望がありました。営業職に対する女性比率は数％。今後女性が活躍するために、「女性社員向けの研修」と女性営業職が配属となった「上司向けの研修」を実施。
女性営業職に向けて、コミュニケーションスキルの向上や仕事に必要なスキルを身につけ、モチベーションを高めると同時に、女性をどう扱っていいのかわからない上司に対しては、女性部下育成のコツを伝えていきました。
現在、女性営業職採用をさらに増やしています。今後は女性営業職のキャリアカウンセリング等を実施し、定着を図っています。
3）社員のモチベーションを上げたい（地方自治体C市 研修担当）
「キャリアデザイン研修」を6年次職員に対して実施。受動的な職員が多いこと、昇任希望者が少ないことを課題としているため、研修を機に仕事に対するモチベーションを向上させ、自律的な働き方を意識することを目的に実施。 これまでの仕事を振り返り、どんなスキルが身に着いたのか？強みは何か？を考え、仕事で期待されていることと自身の働く価値観を認識します。自治体を取り巻く環境変化を改めて学び、自身の人生のために今、何が必要かを考え、未来を描いていくことでモチベーションアップにつなげていきました。